俳優のイ・ソンギュンとBIGBANGのG-DRAGONが薬物使用の疑いで立件され、韓国芸能界に波紋が広がっています。
25日、韓国メディアは「仁川警察庁がG-DRAGONを麻薬類管理に関する法律違反の疑いで立件した」と報道。警察は、ソウル江南の会員制の遊興施設で麻薬が流通しているという情報を確認し、イ・ソンギュンやG-DRAGONを特定、捜査を続けているといいます。
現在、麻薬投薬などの容疑で警察の捜査線上に上がっている人物は計10人。警察はこのうち、イ・ソンギュンとG-DRAGON、麻薬を供給したとみられる医師、遊興施設の女性従業員の4人を在宅起訴し、遊興施設の女性室長を拘束しました。
女性室長に関してはイ・ソンギュンを脅迫し、約3億5000万ウォン(約3900万円)騙し取った疑いも持たれています。
警察はまた、南陽乳業創業者の孫であるファン・ハナ、元練習生のハン・ソヒ、作曲家のチョン・ダウンなど、残りの5人に対しても内偵捜査を行っています。
イ・ソンギュンとG-DRAGONの麻薬疑惑により、さまざまな噂が拡散され、LE SSERAFIMのキム・チェウォンや(G)I-DLEのソヨン、さらにはBTS(防弾少年団)までもが、デマの被害に遭っています。
LE SSERAFIMの所属事務所SOURCE MUSICは本日、オンライン上で広まっている噂について「キム・チェウォンに関連する噂は全く事実ではない。現在、インフルエンザの後遺症で体調を回復中であり、11月1日のスケジュールから復帰する」とコメント。
(G)I-DLEの所属事務所CUBEエンターテインメントも、関連した噂に対して「事実無根だ。虚偽の事実を流布した投稿に対し、強力に法的対応をとる」とコメント。
また、BTSの所属事務所BIGHIT MUSICは「BTSは悪質な噂とは無関係、全く事実ではない。無分別な噂の流布に対しては強硬に対応する予定だ」と立場を明らかにしました。
警察はこれらの根も葉もない噂に関して「追加で捜査中の有名芸能人はいない」「トップクラスのアイドルや有名アイドルグループのメンバー、アイドル出身の女優などが含まれているというの事実ではない」と伝えています。