ある大学の学園祭で過激なパフォーマンスを披露し、公然わいせつ罪で告発されたMAMAMOOのファサが、警察から嫌疑なしの処分を受けました。
ソウル城東(ソンドン)警察署は4日、公然わいせつの疑いで学生学父母人権保護連帯(学人連)から告発されたファサに対して”嫌疑なし”の判断を下し、不送致を決定したと発表しました。
これについて警察は「ファサを被告発人の身分として召還し、公演内容やその過程などを調べ、関係者の陳述を総合的に検討した結果、犯罪容疑を認めることは難しい」と明らかにしました。
今回の警察の決定に対し、学人連は「近いうちに再捜査要請書を警察に提出する予定だ」と話しています。
これに先立ち、ファサは5月12日、tvNのバラエティー番組『ダンス歌手流浪団』の撮影のため、ある大学の学園祭に出演し、自身のソロ曲『Don’t』のステージを披露。
当時、パフォーマンスの一部で自身の特定部位をタッチする振り付けを披露したことで、わいせつなパフォーマンスだという指摘を受けていました。
その後、これを見た学人連は「ファサの行為は変態的性関係を連想させ、これを見た人々に羞恥心と嫌悪感を抱かせる行為だ」「全体的な振り付けの脈絡と合わず、わいせつな意図以外には思えない行為であり、芸術行為とは解釈することができない」と主張。ファサを公然わいせつ罪の容疑で告発していました。
今回の告発でファサは多くの誹謗中傷に苦しんでいたと告白しています。
9月4日に公開されたソン・シギョンのYouTubeチャンネルに出演した際にファサは「もともとアンチコメントは気にする方ではないのですが、今回はちょっとひどすぎました」と吐露。
続けて「その時、ニューヨークで公演をしていたのですが、メンタルケアをしないといけなかったです。『私がこれまでしていた通りにやろう』と気持ちを整理していたつもりでしたが、ずっと気になっていました。それでも気にしないふりをして公演を続けましたが、終わったら涙がどっと溢れてきました」
「今年一番泣いたと思います。涙が滝のように流れてきました」と打ち明けていました。