IVEのウォニョンと所属事務所のSTARSHIPエンターテインメントが、サイバーレッカー(炎上系YouTuber)チャンネル『【脱オタク収容所】Sojang』を相手に起こした訴訟で、勝訴しました。
ソウル中央地裁は先月21日、STARSHIPとウォニョンが『脱オタク収容所』の運営者を相手に1億ウォン(約1000万円)の損害賠償を求めた訴訟で、原告一部勝訴の判決を下しました。
裁判所はこれについて「全額返済する日まで、年12%の各比率で計算した金を支給せよ」とし、運営者に対し、利子だけではなく訴訟にかかった費用なども別途負担せよと命じました。
また、これに関してSTARSHIPは17日、公式立場を通じて「当社は所属アーティストたちを持続的に苦しめてきた『脱オタク収容所』を相手に、2022年11月から民刑事訴訟と海外での訴訟を進めている。『脱オタク収容所』は、持続的な虚偽事実の流布で深刻な名誉毀損をし、これによって当社業務を妨害しただけでなく、アーティストとファンに深刻な苦痛を与えた。当社は現在進行中の訴訟を通じて民事・刑事上の責任を最後まで問うために、最善の努力を尽くしている」と明らかに。
続けて「『脱オタク収容所』を刑事告訴した件は最近、警察から検察に送致され、厳しい法の審判を待っているが、まだ進行中の事案であり、現在の段階では司法的な判断が出てきたわけではないと思われる」
「『脱オタク収容所』に提起した民事訴訟は2件だ。当社が提起した民事訴訟は1月中に弁論予定を控えており、アーティストのチャン・ウォニョン本人が提起したのは相手が応訴せず、議題自白で勝訴判決が下された。当社はすべての法的審判が終わった後に再度、公式立場を通じてお知らせする予定だ」と伝えました。
最後にSTARSHIPは、「所属芸能人の名誉と私生活、人格などの権利を保護するために常時モニタリングシステムを運営しており、アーティストの名誉毀損および追加の被害事例に対して、今後も合意なしにすべての可能な法的措置を取る予定だ。ファンの皆様からの情報提供や資料が、当社の法的準備や対応に大きく役立っているだけに、持続的な情報提供をお願いする」と強調しました。
これに先立ち昨年9月、STARSHIPは悪質なゴシップ動画を作成・流布したYouTubeチャンネル『脱オタク収容所』に対して「厳重な法的処分を促す」と発表。
当時、STARSHIPは「『脱オタク収容所』は身元が明らかになるとアカウントを削除し、訴訟においても名誉毀損には該当しないと主張し、改善の意志を示していないため厳重な処罰が切実な状況だ」と説明していました。
『脱オタク収容所』のチャンネルはすでに削除された状態。同チャンネルはウォニョンのほかにも、aespa、BTS V、EXO シウミンなどの悪質なゴシップを流布していました。