HYBE傘下のレーベル・PLEDISエンターテインメントからデビューした新人ボーイズグループTWS(トゥアス)が、韓国の音楽チャートで好成績を収めています。
TWSはPLEDISがSEVETEEN以来、約8年8ヶ月ぶりに披露したボーイズグループ。今年1月22日に1stミニアルバム『Sparkling Blue』でデビューを果たした彼らは、韓国人5人、中国人1人で構成されています。
そんなTWSのデビューアルバム『Sparkling Blue』は、発売から1週間で26万881枚を売り上げ、歴代K-POPグループのデビューアルバム初動売上ランキングで8位を記録。
さらに、デビューアルバムのタイトル曲『plot twist(初めての出会いは計画通りにいかない)』は、大衆的な人気を博し、韓国の音楽サイトMelonなどの各種音源チャートを席巻しています。
同曲は発売当時(22日)、Melonデイリーチャートで268位に初登場後、1週間後の29日には93位に上がり、30日に86位、31日に79位、2月1日に62位、4日に18位と連日順位を上げ、本日2月14日時点で4位に浮上しました。
また、MelonのTOP 100リアルタイムチャート(14時時点)でも3位にランクイン。韓国で”レンガチャート”と呼ばれるほどランクインが難しいこのチャートで、新人のTWSは異例的な快進撃を続けています。
ある韓国メディアが実施したインタビューによると、彼らの人気について大衆音楽評論家のパク・ソンア氏は「マンガから飛び出したような感じだ。既存のアイドルグループが追求してきた世界観を抜け出し、10代という年代にふさわしい爽やかなビジュアルとイージーリスニングで区別点を作ったことが功を奏した」と評価。
さらに、大衆音楽評論家のカン・テギュ氏は「TWSは新人だが、デビュー前から『SEVENTEENの弟分』としてすでに注目度が高く、デビュー曲を負担のないイージーリスニング曲として選択した戦略も功を奏した。先行公開曲とタイトル曲はともに良い評価を受けたが、TikTokなどのショート動画でも話題になったことで、さらに人気に火をつけた」と分析。
大衆文化評論家のチェ・ヨンギュン氏は「TWSに先立って、ZEROBASEONEやRIIZEが第5世代のボーイズグループ代表として浮上したが、ここにTWSが加わったことで、大型新人ボーイズグループの競争構図に対するK-POPファンの関心を集めている。彼らが見せてくれる結果もやはり期待以上であり、個別成績の上昇傾向にもつながっている」と評価しました。