韓国で社会現象を巻き起こした、Mnetのダンサーサバイバル番組『STREET WOMAN FIGHTER(通称、スウパ)』の男性ダンサー版『STREET MAN FIGHTER(以下、スメンパ)』で披露されたダンスが、ATEEZ(エイティーズ)の振り付けの盗作ではないかという疑惑が浮上し、話題となっています。
盗作疑惑が浮上しているのは、スメンパのダンス振り付けミッションでZICO(Block B)がプロデュースしたミッション曲『새삥(New thing)』に合わせて制作されたダンス。
この振り付けは、スメンパのダンスクルーWDBZ(We Dem Boyz)のリーダー、VATAが制作を担当したもの。
番組の人気やZICOが手掛けたミッション曲であることからも注目を集め、K-POPアイドルなどがダンスの一部パートをTikTokなどで踊る”새삥チャレンジ”が話題となりました。
しかし、曲の冒頭でバイクにエンジンをかけた後に前に進む振り付けや、ダンサーたちが横に進む動きが、ATEEZが2019年にリリースした『Say my name』の振り付けに酷似しているとSNS上で議論となっています。
また、2019年にリリースされたことを知らなかった一部のスメンパファンが「ATEEZがダンスをパクった」と、逆にATEEZがスメンパを盗作したと責め立てられてしまう事態も。
そしてこの盗作疑惑に、ATEEZの『Say my name』の振付を担当したAnze Skrubeが反応。
Instagramの投稿のトップに自身のオリジナル振り付けの試案を固定するなど、問題の箇所がATEEZの楽曲に酷似していることを指摘しました。
また、VATAとATEEZのSAN(サン)は友人同士であることにも触れ「仲間であるのなら盗作を認めて謝罪してほしい」とコメントしています。
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この一連の騒動の中、ATEEZはK-POPイベントに出演。
パフォーマンス中にウヨンが両腕をトントンを合わせるハンドサインを取り入れる仕草をしながら、他のメンバーが『Say my name』の振付をアドリブで踊り、ファンから注目を集めました。
— 川魚 (@kawazakana0629) October 9, 2022
このハンドサインはストリートダンスなどで良く取り入れられる”bite(バイト)”と呼ばれるもので、『俺の技をパクった』という意味が込められています。
スメンパの制作サイドは盗作疑惑について何も言及しておらず、今後の対応に注目が集まっています。
また、振付の盗作疑惑について言及はしていないものの、ハンドサインでこの振付が自分たちの振り付けであることをアピールしたウヨンに、ファンからは「ダンスで意思表示しているATEEZめちゃくちゃかっこいい!」などの声が上がっています。
一連の盗作疑惑にネット上では
「ダンスで意思表示なんて…やることおしゃれでカッコよすぎ」
「分かる人には分かる形で真っ直ぐ抗議するウヨンも、それを汲み取って自らも行動に移すユノもバチクソに格好良くて泣いた」
「ウヨンくんのハンドサインを見て…沸々とした熱いものがこみ上げてくる」
「1番の問題はATEEZがパクリって言われることなんだよ・・・」
「ウヨンちゃんが言いたいのは自分達がパクリだって言われたことに対する抗議であって、パクられたことを怒ってるって言いたいんじゃないんだ」
といった声が上がっています。