FIFTY FIFTYが今月、最初の給料を受け取ります。
韓国メディアYTNは9日、歌謡関係者の言葉を引用し「FIFTY FIFTYの業績が今月末で黒字転換し、メンバーに対する初精算が行われる。1人で所属事務所に復帰したキナが受け取る精算金は、数千万ウォン(数百万)規模だ」と報じました。
同メディアは、10月に所属事務所と専属契約を解除したアラン、シオ、セナが今回の精算金を受け取るかは明らかになっていないとも伝えています。
今回の精算金の多くは、海外を中心に大ヒットした楽曲『Cupid』の音源収益で発生したものだとみられています。海外音源収益の精算システムは、受け取るまで4〜9ヶ月がかかり、今月末でようやく受け取れる形になったようです。
これに先立ち、FIFTY FIFTYは今年6月、ATTRAKTが精算資料の提供義務とメンバーの身体的・精神的健康管理義務などを履行していないと主張し、専属契約効力停止を求める仮処分申請を提起。裁判所は8月、この申請を棄却しましたが、メンバー全員は棄却決定を不服とする抗告状を提出しました。
その後、メンバーのキナのみが抗告を取り下げ、ATTRAKTに復帰。また、残るメンバー3人の抗告は棄却され、ATTRAKTはアラン、シオ、セナの3人に対し、専属契約解除を通告しました。
今回、精算金を受け取ることになったキナは、FIFTY FIFTYのメンバーとして活動を続けていきます。彼女は、19日(現地時間)に開催される『2023 ビルボードミュージックアワード (BBMAs)』に1人で参加する予定です。
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