海外で議論されていたNewJeansの『Cookie』の歌詞について、事務所がコメントしました。
8月27日、ADORはTwitterに『[お知らせ]ADORのファンの方々に差し上げる文』というタイトルのメッセージを掲載。
ADOR側はファンに感謝の言葉を述べながら、これから披露されていくNewJeansのコンテンツについて説明し「次回のアルバムまで大きな期待と声援をお願いします」と伝えました。
また「タイトル曲の中で『Cookie』の歌詞に論難が発生した点について遺憾に思います」「心配してくださったすべての方々に謝罪申し上げます」「同時に歌詞の論難について明確に説明しようと思います」と、海外を中心に議論となっていた『Cookie』の歌詞について言及。
ADOR側は「『Cookie』は、公開前に差し上げた説明のように、NewJeansというグループを長く待ってくださったファンの方々のために作った曲であり、私たちの音楽的方向性に対する自信を示している曲です。3つのタイトル曲の中で特別に最後に公開した曲です」と、楽曲に対する思いを説明。
『Cookie』について「”CDを焼く=クッキーを焼く”というアイデアに着目し、ガールズグループの間であまり試されなかったビートを基盤に、今後私たちが試そうとしている新しい挑戦を象徴しています」と明かしました。
続けて「ADORは製作期間中ずっと『Cookie』の歌詞に対するいかなる疑問もありませんでした。”健康的”と”新しさ”という私たちの企画意図があまりにも鮮明だったからです。計り知れない全世界のスラングは、皆が知って身につけなければならない標準語ではありません」と議論について反論。
また「今回の主張に関して、多くの英文学博士、通訳/翻訳専門家、ネイティブスピーカー及び、一般外国人に確認を取りましたが”通常使われる概念ではない”という意見が多く、”そのような意見があるのか分からず、調べてみた”という意見もありました」
「これらで共通した意見は、翻訳を解釈するにあたって100%断定して確信することは非常に危険なことだということです。”解釈は主観的な経験と客観的な事実が共に作用することなので、無条件的な断定というものはありえない。 また、脈絡が考慮されなければならない”という意見があり、特に『Cookie』は一般的に使われる性的なスラングではないため、単語自体が問題であることはない。しかし、受け入れる人の主観的な経験とスラングに対する認知度によって変わる可能性はあるということです」と強調しました。
さらに、複数系の”Cookies”ではなく”Cookie”と単数で表現したことに関して「”単数の『Cookie』を表現する事例はよくあるので単数・複数の問題は無意味な論争です。悪意的な解釈をあえて適用したり、一部の方々が使われるスラングをはめる場合、解釈の余地があり得るが”100%こういう意味だ”と断定することはできない”という(専門家の)意見がありました」と伝えました。
また「特にスラングは文化、地域、歴史によってそれぞれ異なるため、不適切さを判断する基準が曖昧です」「ADORは心から未成年者に対する保護を叫び、良い意見を出してくださる方々の意見を感謝しており、また尊重します。しかし、皮肉なことに無理な主張をする人のほとんどが未成年に対する保護を盾に自分たちの目的を隠しているということです」「スラングはみなさんが必ず身につけて知っておくべき標準語ではないです」と主張。
続けて「状況に対する理解や把握もなく意図を推測し、断定することにとどまらず、保護しようという未成年者の肖像に、偽りの文句を記載した刺激的なサムネイルで拡散するのが“保護”には見えません」と反論しました。
最後に「ADORはこのことをきっかけにこれからもっと最善を尽くして誤解が発生しないように努力します」「申し上げた脈絡と意図、そして私たちの真心を根拠に、不必要な疑いはきれいに取り除き、念入りに準備した私たちコンテンツの”善意”を気楽に楽しんでいただければと思います」と呼びかけました。
