FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)の家族が、番組のインタビューを通じてコメントしました。
19日、SBSの番組『それが知りたい』は、「ビルボードとガールズグループ -誰が翼を折ったのか」と題したドキュメンタリーを放送。FIFTY FIFTYと所属事務所ATTRAKTの専属契約紛争を取り上げました。
FIFTY FIFTYは今年6月、ATTRAKTを相手に専属契約効力停止仮処分申請を提出。裁判所は8月9・16日に調停期日を設け、和解を勧めましたが、FIFTY FIFTY側がこれを拒否。18日には、所属事務所のチョン・ホンジュン代表を背任容疑で刑事告発したことを発表し、対立が激化している状態です。
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FIFTY FIFTYの家族は番組のインタビューを通じて「私たちが体験した内容が、(ATTRAKTによって)美談として隠蔽されている状況には本当に呆れている」と吐露。
メンバーの家族は、所属事務所の待遇について「精算に関しては付随的なもの。(メンバーが)事務所を飛び出したこともあった。パニック障害で何度か発作を起こし、気を失って病院の酸素呼吸器で目覚めたこともある」「所属事務所には、CCTV(防犯・監視カメラ)もあり、監視と統制がひどく圧力が激しかった」と主張しました。
続けて「食事もまともに提供されず、家族がおかずを持って行ったら、それを全て投げ捨て、メンバーに『全部拾って早くゴミ箱に捨てなさい』などと侮辱的な発言をした」「正確に表現するならば、FIFTY FIFTYメンバーは”歌手をしたくなかったらしなかったし、2度と戻りたくない”と言っている」と事務所への敵意を表しました。
また、別のメンバーの家族は、ATTRAKTのチョン・ホンジュン代表に対して「恐怖の対象のような方。子供たちもみんなそう感じている。7年間、この事務所で生活しなければならないが、耐えられなさそうだ」と説明。
その他のメンバーの家族も「言葉は戻ってこいと言うが、世論をこのように操作して帰って来いという。それがもっと怖い」と話しました。
番組ではメンバー本人からの手紙も公開。「噂などでで疲れて苦しいのが事実ですが、応援してくださる方に恩返ししようと、屈せず持ちこたえると誓っています」と伝えています。