『少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~』の制作会社ファンキースタジオが、FANTASY BOYSから離脱したユ・ジュンウォンを相手に、損害賠償請求訴訟を提起しました。
13日、ファンキースタジオ側は「ユ・ジュンウォンを相手に30億ウォン(約3億3000万円)の損害賠償を請求する訴訟を最近、ソウル中央地裁に提起した」と発表しました。
これに先立ちユ・ジュンウォンは、6月に放送が終了したMBCのサバイバル番組『少年ファンタジー』で1位となり、FANTASY BOYSのメンバーとしてデビューが確定していましたが、制作会社にデビューの意思がないことを伝え、チームから離脱しました。
当時、制作会社ファンキースタジオからFANTASY BOYSのマネジメントを委任されたPOCKETDOLスタジオ側は「番組終了後、ユ・ジュンウォンおよびユ・ジュンウォンの両親と契約書に関して10回以上議論を交わした」「公正取引委員会が制定、勧告した標準規約により作成された契約書にもかかわらず、両親は他のメンバーと比較して、番組で投票1位を獲得したという名目のもと収益分配率の上方修正を要求し、契約書の修正を要請した」と説明。
事務所側は「最終投票順位で他のメンバーと異なる収益分配率を調整すれば、公平性の問題が浮かび上がる可能性があるため、当社はそうすることができないと十分に説明した」「しかし、両親はユ・ジュンウォンを2度にわたり無断離脱させると同時に、最終的にはチームに合流できないという通知をしてきた」と伝えました。
これに対しユ・ジュンウォンは自身のインスタグラムを通じて「会社側はあたかも僕が収益分配率のために契約を断ったと主張しているが、該当内容は全体の契約過程の中のごく一部で、収益分配率は5:5で進行されるよう調整され、これに対していかなる異議の申し立てもしなかった」
「しかし、会社側から一方的に高額の固定費を甘受するよう要請するなど、不利な条項で契約締結を求めてきた。不当な条項を訂正してほしいという過程で、会社側の態度などに信頼を失い、結局契約を進行をしないことに決めた」と、合流しなかった理由について説明。
ユ・ジュンウォンは法律代理人を通じてPOCKETDOLスタジオを相手に、専属契約効力停止仮処分申請を提起しています。
FANTASY BOYSは、ユ・ジュンウォンを除いたキム・ギュレ、ホン・ソンミン、オ・ヒョンテ、イ・ハンビン、リン・チー、カン・ミンソ、ヒカリ、ソウル、キム・ウソク、ヒカル、ケイダンの11人組に再編成され、9月21日に1stミニアルバム『NEW TOMORROW』でデビューします。