HYBEがSMエンターテインメント(以下、SM)の”持分買収を検討中”とコメントしました。
2月9日、HYBEは韓国取引所の照会公示要求に「当社はSMの持分に対する公開買収など、持分買収に関する事項を継続して検討している」と公示。
続けて「現時点で確定した事項はない」としながらも「今後これに関する具体的な事項が確定した時点、または1ヶ月以内に再公示する」とコメントしました。
これに先立ち7日、SMはKakao、Kakaoエンターテインメントとの3社間で事業協力契約を締結。
Kakaoが新株発行や転換社債を通じてSMの持分9.05%を確保したことが発表され、転換後基準でSMの2大株主となることが明かされていました。
しかし、これに対しSMの設立者であり筆頭株主のイ・スマン氏が反発。SMの現経営陣と対立する形となり、新株および転換社債発行禁止の仮処分申請書を提出していました。
現在イ・スマン氏のSM持分率は18.46%。HYBEがこれをすべて買収した場合、Kakaoの9.05%を抜いて1大株主となります。